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気象病とは気圧と自律神経に関係あるの?治療と薬と予防はどうなの

公開日: : 健康

気象病とは

気象病とは聞きなれない病名だと思いますが、実はあなた自身も気象病かもしれないと疑ってみる必要があるかもしれません。

おもに天気の変わり目での気圧の変化や季節の変わり目での気温や室温での急激な変化などによって体調の異変に襲われます。

症状は頭痛、めまい、鼻水、倦怠感、肩こりなど人によって様々です。

周りの環境の変化によって「なんとなくだるい」などは事前の対策を取ることで予防する事も出来るのです。

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気象病とは!原因と病状はどんなもの?

なんとなく体調がよくないには理由があった!

「なんとなくだるい」のは天気のせいっと諦めていた方は、実は気象病なのかもしれません。気象病はれっきとした病なのです。

気象病とは!天候による体調不良は天気病かも!

特に病気ではないけれど、なんだかしんどいと思うことってありませんか?

「病は気から」とよく言われますが、医学界では「病は天気から」とも言われています。

天気と私たちの体には大きな関係があると、最近になって医学的研究がされはじめてきました。

天気による体の異変は「気象病」と呼ばれています。

個人差が多い「なんとなく体調が悪い」は天気が悪いからと思いこみ、気象病であると自覚していない人も多いのです。

気象病になる原因と主な病状

天気や気候の変化からくる気圧の変動が原因の気象病には、主に次のような症状が体調の変化として現れます

  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 肩こり
  • めまい
  • 関節痛
  • むくみ
  • だるい
  • 鼻水・・・etc

現代人が気象病になりやすい体になってしまった理由として、次のようなことが挙げられます。

  1. 快適すぎる環境
  2. エアコンの利用
  3. 気密性の高いコンクリートの建物で生活

良い環境で過ごしていることで、熱くても汗をかけない、寒くても体温が上がらない体となり、気象病にかかりやすい体になってしまったのです。

気象病の治療で対策と薬と予防はどうする?

気象病の治療で対策と薬と予防はどうする?

気象病には人によって様々な症状が体に現れることがわかりました。

この気象病は天気予報を確認して、事前に気圧の変化を知っておくことで予防に繋げることが出来るのです。

まず最初に、気象病からくるめまいの予防法についてご紹介しましょう。

気象病による薬で「めまい」は酔い止めが効果的

気象病はのなかでも、めまいの症状は薬で予防することができます。

どの薬を飲めばいいのかと言うと、それは「酔い止め」です。

酔い止めは、リンパ液の動きをおとなしくする働きがあります。酔い止めはピンポイントに内耳に作用するのでめまいの軽減につながります。

ただし、リンパ液の流れや内耳の興奮を抑える成分が入っている酔い止めが気象病には効果的です。

成分に「ジフェニドール」が入っている酔い止めを飲むようにしてください。

気象病の予防で身を守るおすすめ

手首の内側をつまようじで刺激する-その1
手首を爪楊枝の背でさして気象病を予防する

手首の内側(手から指3本分下の中央)をつまようじの背で刺激します。血管の上は酔い止めのツボです。そこをつんつんするように刺激しましょう。

すきま風のある部屋に住む-その2

快適すぎる環境にいることで現代人は気象病にかかりやすくなりました。隙間風のある木造家屋に住んだり、気密性の良い部屋でも換気をこまめに行うといったことが気象病対策に繋がります。

ハワイに行く-その3

ハワイは気圧の変動や雨の影響が少なく気象病にかかりにくい体になります。ハワイに限らず、安定した気候の場所に行く事がいいとされています。

でも気象病から来る様々な症状があります。なぜそのような症状が現れるのかメカニズムについてご説明し、そして問題の「気圧」と「自律神経」について解説します。

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気象病の症状は「気圧」と「自律神経」の関係は?めまい、むくみ、関節痛、だるいも気象病!

気象病の症状は「気圧」と「自律神経」の関係は

気象病になる原因は?

気象病には頭痛、倦怠感、肩こりの他にも様々な体調の変化が体に現れます。

気象病による体調の変化には気圧と自律神経も関係しています。なぜそのような症状が起こるのかの原因について説明していきます。

気象病で鼻水が止まらない!花粉症との違いを説明。

鼻の血管が寒さで収縮する

花粉の季節になり、くしゃみや鼻水が止まらないので花粉症だと思って耳鼻科を受診したら、気象病だと言われる患者さんもいます。

この症状は、急激な気候の変化がもたらした気象病で、「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」と言われています。

環境の良い場所で生活をしているときは、鼻粘膜は正常に機能しています。

体を温めようとして鼻の血管が拡張する

しかし、暖房の効いた部屋から寒い外へ出ると、鼻粘膜が冷気にさらされ血管が急激に収縮し、冷えた体を温めようと血管を拡張します。

暖かい部屋と寒い外への繰り返しを行うことで、血管の収縮拡張が鼻水やくしゃみを誘発してしまうのです。

環境の良い部屋で生活をしていることから、近年寒暖差アレルギーの患者さんが急増しています。

花粉症と寒暖差アレルギーの違い

  • 花粉症
    鼻水(色が付いている)目のかゆみ(あり)
  • 寒暖差アレルギー
    鼻水(無色透明)目のかゆみ(なし)

気象病でめまいの症状!

内耳とリンパ液の

くらくらとめまいがする日に限って、天気が悪かったりしませんか?

天気が悪くなると体のある部分が反応してめまいが起こってしまうのです。

人間の体は耳の奥にある内耳のリンパ液で体の傾きを感知する役割をしています。

気圧が下がったときの内耳

体が傾くとリンパ液も傾き、それが脳に伝わることで体が傾いていると感じます。

天気のいい日は、大気の圧力と耳からの圧力のバランスが保たれています。

気圧の変化でリンパ液が波打っている

しかし、雨が降る前は高気圧から低気圧へと気圧が下がります。

この変化を耳が感じ取り、外からの大気の圧力よりも耳からの圧力が強くなり、耳の中のリンパ液が気圧の変化で波打ちます。

この情報を受け取った脳が体が傾いていると感じとります。

リンパ液からの情報は傾いているが、目からの情報は傾いていないので、脳が酔ったような状態になりめまいや倦怠感として体に異変が現れるのです。

気象病からくる関節痛とは!

雨が降ると古傷が痛んだり、関節が痛くなったりすることってありませんか?

気圧が下がったことで力が加わり傷む事が理由としてよくあげられますが、これも最近の研究により違うという事が判明しています。

体全体と交感神経、副交感神経

古傷が痛む原因は、実は脳のパニックであるとわかったのです。

人間には、脳からの指令や刺激に反応して血管や内臓の動きを調節する神経である自律神経があります。

この自律神経は、2つの神経から成っています。

気圧の変化が交感神経が有利になっている

交感神経体を活発に働かせる交感神経と、体を休ませる副交感神経から成り、この2つがバランスよく働くことで体が正常に保たれています。

天気の変化があると気圧も変化し、体を活発に動かす交感神経が優位に動きだします。

痛み神経が興奮して痛みの回路が復活する

これにより、交感神経が活発に動き出したことにより、古傷である神経も騒ぎ出します。。

痛み神経は、交感神経の隣にあるため、交感神経が活発に動き出すと影響を受けやすい神経です。

交感神経につられて活発になった痛み神経が脳に伝わり、忘れていたはずの痛みの回路が復活することで治ったはずの古傷が痛みだすのです。

これら痛みの原因は、天気のせいではなく気圧の変化による自律神経の乱れが原因なのです。

気象病でむくみの症状も!

昨日までは入った靴が、朝に履くとむくんでいて履くのに苦労するといったことはありませんか?これも気象病が原因なのです。

交感神経が血管を締め付け血流が悪くなります。

むくみ 血管を交感神経が締め付ける

不要な水分を血液に運び出すことが出来ず水分が周りににじみ出ることでむくみにつながるのです。

たかがむくみといって侮ってはいけません水分が老廃物の排出を妨げると、痛みや疲労、全身の痛みを引き起こすこともあるのです。

水分が流されずに、痛みや疲労が現れる

気象病からくるだるい症状は熱中症かも!

日本人の体は、季節に合わせて体が順応に変化していきます。

しかし、まだまだ肌寒い春なのに、急に夏日という日があると、「季節は春なのに気温は何で夏なの?」と脳が混乱してしまいます。

春は発汗機能がまだ鈍く、熱が体内にこもりこもりやすいのです。

春と言うと環境が変わり、慣れない生活リズムを過ごすことも多いので疲れて体がだるいと思い込んでしまいがちです。

しかしその症状は疲れではなく、気象病から来る熱中症なのです。

気温がコロコロと変わる春先にだるいと感じたら、熱中症の恐れがあるので水分補給を心掛けましょう。

その際の水は常温ではなく、5度から15度の少し冷たい水を飲み、体の中に溜まった熱を追い出すようにしましょう。

気象病で脳出血!脳梗塞になる恐れも!

1日のうちに寒暖差が激しい日、特に1日の気温差が10℃以上ある日は注意が必要です。

寒暖差の激しい日の体内では、昼間の暑いときに、血管が拡張して熱を放出、夕方寝冷えてきたらたら血管が収縮しています。

短時間に気温が低下すると、血液ドロドロになり血管が詰まりしびれやめまいが起こります。最悪の場合脳梗塞の恐れもあります。

予防として、朝暖かくてもマフラーなどを持っていく、水分補給をしっかり取って血液をサラサラにすることも必要です。

気象病がもたらすくも膜下出血

くも膜下出血とは、脳を保護する薄い膜「くも膜」の下で出血し、発症すると半数が死亡します。

血圧の高い高齢者が発症しやすいですが、寒い朝の水仕事で若者もくも膜下出血になることもあります。

朝は体を動かすため交感神経が活発に働きます。

寒い朝は交感神経が優位になり体を温めようとり血圧が上昇します。

水仕事をすると、冷えた手を温めるため、さらに血圧が上昇することで、最悪の場合くも膜下出血になる恐れもあります。

人の体の特性実験と対処法

4℃の冷水に1分間手を付け血圧の変化を観察したところ、血圧が50mmHg上昇したという結果が出ています。
血圧の上昇を予防するために、寒い日の水仕事はゴム手袋を使用するなどして手を冷やさないようにするといいでしょう

盲腸も!?晴れの日に気を付けたい気象病

梅雨の間の晴れ間にも注意が必要です。。

晴れの日の代表的な気象病、それは盲腸(急性虫垂炎)です。

雨の多い梅雨は副交感神経が優位になります。

梅雨に副交感神経が優位→晴れ間で交感神経が優位になり、バランスが変化する

久しぶりに晴れ間がのぞくと、交感神経が優位になり、顆粒球という細胞が増加します。

顆粒球は体に侵入した細菌と戦う白血球です。

普段は頼もしい顆粒球ですが、増えると重度の盲腸「壊疽性虫垂炎」を引き起こします。

梅雨に副交感神経が優位→晴れ間で交感神経が優位になり、バランスが変化する

気象病による盲腸の予防法は残念ながらありません。しかし、自律神経を整えておくことで間接的に予防につながります。

自律神経を整えるためには次の事を守って生活をしましょう。

  • 朝昼晩きちんと食べる
  • 睡眠をとる
  • 規則正しい生活を送る
まとめ

いかがでしたか?
春先や、天気が悪いと体調がなんとなく悪いというのは気圧の変化による気象病だという事が挙げられます。

症状によっては人それぞれのため、なかなか気象病だと自覚している人が少ないのが現状です。

自分の症状が気象病かを見分けるには、天気と体調を1ヵ月記録して、決まった関連性が見えれば気象病だと疑ってみましょう。

症状を把握し、予防法を試しても気象病が改善されない時は、内科へ受診してください。

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