リードディフューザー長持ちさせる作り方とグリセリンやエタノールの代用

あなたの生活に香りの魔法を「リードディフューザー」はそれを可能にします。

しかし、市販のものは高価で、好みの香りが見つからないこともあります。だったら自分で作ろうとすると「作り方や材料は何か？」や「使い方や長持ちさせるコツは何か？」「おすすめの香りは？」などわからないことが結構ありますよね！
そこで提案するのが手作りリードディフューザーです。

この記事を読むと以下のことがわかります。

このように、リードディフューザーの基本的な作り方から、その香りを長持ちさせる秘訣までをお伝えします。
家にある材料で簡単にできるので、初めての方でも挑戦しやすい内容となっています。

さらに、実際に行った検証結果も交えて、どんな材料がリードディフューザーに適しているのか、何が香りを長持ちさせるのかを詳しく解説します。

香りのある生活を自分の手で作り出しましょう。

このページの「目次」はここです！

リードディフューザーを手作りする基本的な作り方・材料や費用も紹介

普段からリードディフューザーを使っている方は、アロマウォーターのリフィル（詰め替え用）を購入したりしていると思います。

リードディフューザーのリフィルって結構高くないですか？
実はリードディフューザーで使えるアロマウォーターって手作りすることができるんですよ！

とっても簡単で費用も安いので、一度作り方を覚えてしまえば今後は購入する必要もありません。

【基本編】手作りリードディフューザーの作り方を紹介！

では、リードディフューザーで使えるアロマウォーターの作り方をご紹介していきましょう。

次は作り方です。

そして、かかった費用はこのようになりました。

手作りリードディフューザーを長持ちさせる方法を検証してみた

基本的なリードディフューザーを作る方法を紹介致しましたが、さらに「リードディフューザーの使い方や長持ちさせるコツは何か？」という疑問について、いくつか検証して体験していますので紹介します。

検証1：リードディフューザーにグリセリンを加えると長持ちするの？

手作りしたリードディフューザーはなんとなく市販のものより早く消費されるような気がします。

手作りしたリードディフューザー液のアロマを長持ちさせる方法がないかネットで調べてみた所、「グリセリンを入れると長持ちする！」という情報をよく見かけました。

本当に、グリセリンを入れると長持ちするのか、実際に試してみることにしました。

上記までの作り方のものが右、無水エタノールを少し減らしてグリセリンを入れたものが左です。アロマウォーターの分量は同じにしてあります。

そして・・・3日がたちました。

無水エタノールだけで作ったリードディフューザーは３日ですぐなくなり空っぽになりました。でもグリセリンを使ったものはまだ残っています。

グリセリンを使用したリードディフューザーは、空になるまで６日かかりました。グリセリンを入れたほうが、本当に長持ちするということが証明されました！

グリセリンは５００ml１，０００円で販売されています。
消費期間を考えると、費用的には同じ出費ですが、作るのが面倒くさいというズボラさんは、グリセリンを入れれば長持ちするのでぜひ試してみてくださいね！

検証2：リードディフューザーを水道水で作ったら失敗した！

無水エタノールは５００mlで１，０００円ほどするので、もっと格安にできないかと思い水道水で代用して作ってみました！

水とオイルは当然混ざらないですよね。

必死になって何度もかきまぜましたが、最後まで混ざる事はありませんでした。でも、香りは普通にするのでそのまま使っていました。

しかし、３日ほどたったころ瓶を覗いてみた所、白い膜のようなものと水の中にぶつぶつした何かが浮かんでいたんです！

素人目にはこのぶつぶつが何かわかりませんが、カビかもしれません。リードディフューザーって、香りもそうですけど見た目も重要ですよね。

こんなに汚い見た目のリードディフューザーじゃ、全く気分的に上がりません！香りはしますが見た目的にNGだったのでおすすめはできません。

水ではなく無水エタノールを使うようにしましょう。

結論：リードディフューザーに無水エタノールやグリセリン・精製水を加える理由とは？

いろいろと検証したり失敗したりした結果、「無水エタノール」と「グリセリン」と「精製水」とをディフューザーに使うのは「理由と根拠」があって、それぞれ以下のような役割を果たしているらしいのです。

これらの成分は、それぞれ独自の特性を持ちながらも相互に作用することでエッセンシャルオイルの香りが均一になり長く拡散する結果、長持ちさせる働きがあるのです。

【まとめ】リードディフューザー手作りで長持ちさせる作り方と材料は

それでは、長持ちさせるリードディフューザーの方法がわかりましたので、具体的に材料や作り方の手順をまとめてみました。

これらは一例でお部屋の環境や置き場所・温度湿度によって変わり、エッセンシャルオイルの相性もありますので、効果を確認しながら自分の合った調合をお試しくださいね。

手作りしたリードディフューザーの香りを長持ちさせるコツとは

手作りでリードディフューザーを長持ちさせる方法で作ったあとは、さらに長持ちさせる「コツ」があります。香りをより長く持続させて楽しんでくださいね！

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以上の長持ちさせる「コツ」を組み合わせて使用することで、リードディフューザーの持続時間を延ばすことが可能です。
なお、オイルの蒸発速度や香りの拡散速度は、ディフューザーの設置場所や温度、湿度などのお部屋の環境にも影響されるため、使用条件によっては結果が異なることがあります。










アロマオイルのリフィルブレンド方法

アロマオイルは成分によって香りの持続性が違います。

１種類だけのオイルを使用するよりも、香りの持続性の違うオイルを数種類ブレンドすることで香りが長持ちします。

詳しくは、アロマの香りが持続しないのはオイルの使い方かも？ をご覧ください。

また、香りは自分好みに選ぶことが大切ですが、一般的に人気なのが

• リラックス効果があるラベンダーやベルガモット
• 消臭効果があるレモンやグレープフルーツ
• 虫除け効果があるペパーミントやシトロネラなど

リードディフューザーの香りが弱いと感じたら？

なんだか香りが弱いな？と感じたら、手持ちのオイルを数滴追加してみてください。

香りが強くなりますよ！

逆に、香りが強いなと感じたら無水エタノールや精製水を追加してください。作った後でも香りの調整が効くのが、手作りの良い所ですよね！

アロマオイル容器の先をドロッパーといいます。
そこからオイルを一滴たらすと「約0.05ml」です。一般的に、アロマオイルは通常、1ミリリットルあたり約20滴とされています。

ml	滴
1ml	約20滴
3ml	約60滴
5ml	約100滴
10ml	約200滴

リードディフューザーの材料で代用や代替品となるもの

リードディフューザーを作る時に、たとえば「グリセリン」や「無水エタノール」や「精製水」が手元にないときがあるかもしれません。

コロナ禍で「消毒用のアルコール」が不足した影響で、無水エタノールが手に入らなかった時がありましたね。そんなときに代用としてどんな材料が代替えとなるのでしょうか調べてみました。

リードディフューザーで無水エタノールがなしのとき代用はどうしてる？

無水エタノールは揮発性が高く、エッセンシャルオイルを薄めてリードスティックを通じて香りを放出するのを助ける重要な成分ですが、ない場合でも代用として代替品はあります。

1. 高度なウォッカ： ウォッカはエタノール（アルコール）を含んでいて揮発性が高いため、無水エタノールの代わりとして使うことができます。ただし、香りを損なわないために無臭で無色のものを選ぶことが重要です。また、アルコール度数が高いほどより効果的です。
2. ルビングアルコール（イソプロピルアルコール）： ルビングアルコールもまた揮発性が高く、無水エタノールの代わりとして使えます。ただし、強い匂いがあるため、エッセンシャルオイルの香りに影響を及ぼす可能性があることに注意が必要です。
3. ウィッチヘーゼル： ウィッチヘーゼルは肌への使用を目的としたアルコールベースの溶液で、一部のリードディフューザーレシピでエタノールの代替品として使用されます。しかし、揮発性はエタノールほどではないため、香りの拡散力が若干低下する可能性があります。ウィッチヘーゼルまたはEthyl Rubbing Alcoholエチルアルコールで代用可能です。

これらの代替品を使用するときは、無水エタノールと全く同じ効果が得られるわけではないことを理解しておいてください。また、それぞれの特性やエッセンシャルオイルとの相性を考慮することが重要です。

リードディフューザーでグリセリンがないとき代用をどうしているの？

グリセリンがない場合でもリードディフューザーを作るための代用品はいくつかあります。以下にいくつかのオプションを挙げてみます。

1. ベビーオイル： ベビーオイルはグリセリンと同様にリードディフューザーのオイルを滑らかにし、香りが長持ちするのを助けます。ただし、ベビーオイルは一部のエッセンシャルオイルと混ざり合わない場合があるので注意が必要です。
2. ミネラルオイル： ミネラルオイルもベビーオイルと同様にリードディフューザーのオイルを滑らかにし、香りが長持ちするのを助けます。ただし、ミネラルオイルも一部のエッセンシャルオイルと混ざり合わない場合があります。
3. ボディローション： 無香料のボディローションを少量使用することで、グリセリンの代わりとなることがあります。しかし、これも一部のエッセンシャルオイルと混ざり合わない可能性があるため、先に少量でテストすることをお勧めします。

これらの代用品は、グリセリンの役割を果たす可能性がありますが、結果は完全に同じとは限らないことに注意してください。
また、使用するエッセンシャルオイルとの相性を確認するために、まずは少量でテストしてみることをお勧めします。

「リードディフューザーには水道水が良いのか精製水が良いのか？」

水道水には塩素やミネラル、他の不純物が含まれている場合があります。

これらはエッセンシャルオイルの香りに影響を与えたり、オイルがリードを適切に上昇させるのを阻害したりする可能性があります。また、不純物が多いとリードディフューザーの寿命が短くなる可能性もあります。

一方、精製水はこれらの不純物を含まないため、エッセンシャルオイルの香りを損なうことなく、オイルがリードを通じてより効率的に拡散するのを助けます。

したがって、可能であれば精製水を使用することをお勧めします。

リードディフューザーの作り方で香水を使ってみた体験記！？

余った香水で手作りのリードディフューザーを作ることができるという情報があったので、調べてみることにしました。

「作り方はとっても簡単♪余った香水の入ったボトルに竹串を数本差すとリードディフューザーが出来上がります！」とネットで話題になっているようです！

簡単そうだし、もう付けない香水が手元にあるので早速作ってみることにしました。

残った香水の新たな使い道！

１年以上は付けていない香水です。
もう付けないだろうと思うので、リードディフューザーにしてみることにしました！

香水瓶を開ける事が出来ません・・・

ポンプ部分をぐるぐる回せばきっと簡単に開くのよね。と思ってチャレンジしてみた所・・・固くて開きません。

きっと女性の力はか弱いからだと思って、力の強い男性に開けてもらおうとした所・・・やっぱり固くて開きません。

ペンチで開けることができるという情報を基にチャレンジしてみた所・・・ポンプ部分に傷が付いただけで開きません。

検証したところ、ポンプを外して香水瓶でリードディフューザーを作るという事はできませんでした。

もし余った香水でリードディフューザーを作りたい場合は、空ボトルに香水をプッシュして移し替え、そこに竹串を挿してリードディフューザーとして使うという方法が考えられます。

この方法だとこぼしそうだし、何より面倒くさそうなので私はきっとやらないと思います。

リードディフューザーのボトルをかわいくアレンジ！

リードディフューザーを手作りすると、専用のボトルを購入しなくちゃ！と思うかもしれません。

しかし、お手持ちの空瓶やガラス瓶、グラスを使ってアレンジすることで世界に一つだけのかわいいリードディフューザーボトルが完成します！

リードディフューザーの可愛いボトルを紹介！

ちなみに私は、ショットグラスを使ってリード部分に子供のおもちゃの指輪を差しました。そこで、かわいくアレンジしたボトルをご紹介していきたいと思います！

100均のガラス瓶もインテリアに！

１００均で売っている小さなガラス瓶に、英字新聞を手でちぎってペタリと貼り付けます。
これだけで、シックなアンティーク風ボトルに早変わりです！

メイソンジャーもインテリアになります！

メイソンジャーをドリンクだけに使うのはもったいない！
ストローを指す部分からリードを指せば、お手製のリードディフューザーの出来上がりです！

※広口の容器でも、フタに穴をあけることでスティック差し込み、さらに蒸発をおくらせることができますよ。

瓶をリボンでラッピングしよう！

小瓶にリボンを結べばとってもキュートになりますね。
あえて違う小瓶を並べておくのもインテリアとしておしゃれになります。

まとめ

このページでは、手作りリードディフューザーの作り方や材料、香りの長持ちさせ方、アロマオイルのブレンド方法などを紹介しています。

以下は「まとめ」です。

• 自分だけのオリジナルリードディフューザーの基本的な作り方
• どのような材料がリードディフューザーに適しているのか
• 香りを長持ちさせる秘訣
• アロマオイルのブレンド方法
• 香りが弱いと感じた時の対処法
• 無水エタノールやグリセリンがない場合の代替品や代用方法

ここでは、自分だけのオリジナル香りを作る方法や、長持ちさせるコツなどを紹介していて手作りリードディフューザーを作ることで、お部屋の雰囲気を自分好みに変えることができます。

重要な部分としは

1. 無水エタノールやグリセリンは長持ちさせるために用いられる
2. リードディフューザーには相性があるため、自分好みの調合をする必要がある
3. 水道水を使用するとカビが発生するため、無水エタノールを使うようにする

自分だけのオリジナル香りを手作りして、楽しんでくださいね！

Q&A

リードディフューザーの手作り方法は何ですか？

リードディフューザーを手作りするためには、以下のステップに従います:

1. ボトルに合わせて竹串をカットします。
2. ハサミで傷をつけた後、手で折ります。
3. ボトルに無水エタノールを適量入れます。
4. アロマオイルを10滴～20滴ほど入れます。
5. 竹串でよく混ぜます。

これで、手作りのリードディフューザーが完成します​​。

リードディフューザーを長持ちさせるにはどうすればいいですか？

リードディフューザーを長持ちさせる一つの方法は、グリセリンを加えることです。これはアロマを長持ちさせる効果があります。ただし、実際の効果は環境や使用する材料により異なるため、試してみるのが最善です。

リードディフューザーの手作りに必要な材料は何ですか？

リードディフューザーの手作りに必要な材料は、ボトル、100%天然アロマオイル、無水エタノール、竹串です。これらの材料を揃えれば、自宅でリードディフューザーを作ることが可能です。

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